2023年10月26日
デイサービスセンター「とてっぽの丘るくる」です。
・先日、外で転んでしまった
・買い物の帰り両手に荷物を持っていた
・また、買い物行きたいけど心配…
転んでしまい、屋外歩行に不安な気持ちが残っている利用者様です。
「転んでしまった…」そんな時に大切なのは早期に適切な予防を行うことです!
今回は、転倒予防を目的とした個別リハビリと機器トレーニングの効果を紹介します!
はじめにTUG(Timed Up and Go)を評価しました。
このテストは、椅子から立ち上がり、短い距離を歩き、再び椅子に座るまでの時間が計測されます。
結果は応用的なバランス能力を評価するのに役立ちます。
リハビリ前は11.30秒でした。
個別リハビリ
個別リハビリ(20分)では、足部と骨盤にアプローチしています。
足部にはさまざまな感覚のセンサーが存在し、地面の触覚や圧力などの情報は、バランス調整に貢献します。
足部の可動性を引き出しながら、細かな筋肉の活性化を図ります。
あわせて、姿勢の安定に重要な多裂筋・腹斜筋の活性化を促し、骨盤の動きをスムーズにします。
バランスを崩した時に、足部の力が骨盤に伝わり、踏ん張れることが大切となります。
リハビリ機器トレーニング
次に、リハビリ機器トレーニング(10〜15分)をしています。
るくるでは、道東初導入のリハビリ機器(スペースワンダー:株式会社テクノブレイン社製)を使用しています。
・ハーネスによる三点固定 ・ゴムの張力による免荷 ・吊り輪による上肢運動サポート
3つの特徴により、転倒の心配がなく安心してダイナミックなバランストレーニングを行うことができます。
施設スタッフのサポートにより楽しく安全にできる運動を提案しています。
リハビリ後のTUGテスト結果です。
リハビリ前11.30秒→リハビリ後8.87秒
と、タイムは短縮しました!
今後は、運動効果を持続させ、屋外歩行に自信が持てることが大切となります。
まとめ
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るくるでは、
・リハビリ専門職による個別評価 ・リハビリ機器を使用した運動
によって一人ひとりの利用者様にあわせた運動を提案しています。
「転んでしまった」そんな時は早期に適切な予防を行うことが大切です!
苦手なバランスを克服して、転倒しないからだを維持しましょう!
以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お問合せ先
デイサービスセンター とてっぽの丘るくる
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電話番号:0155-25-4165(担当:藤田)